シニアライフアドバイザーの眼で見てきたこと、現在見ていることをことを通して、皆さまのシニアライフを応援するページです。
豊かな人生と共に~もしもの時のために伝えておきたいこと~
ACP(アドバンスケアプランニング)
先日ACPについての研修がありました。
「
特に、「胃ろう」
「生き方」を問う時代から「死に方」
先日「一人暮らしで認知症の高齢者が住み慣れた自宅で暮らしたいという希望をかなえるには」という研修がありました。
ケアマネージャーの仕事に従事して5年以上になりますが、このような高齢者が本当に多くなっている現状があります。火の不始末は?排泄の失敗があったら?薬は?食事は?
ヘルパーさんやデイサービスを利用してもそれ以外の時間は?夜中の徘徊の対処は?問題は色々です。
グループワークでしたが、あるグループの医師から「家で暮らすのは無理!施設でしょう❗」とズバッと言われました。
確かに「施設」という選択肢が一番の安全策ではありますが…一番大切な本人の気持ちはどうでしょうか?
本人が「住み慣れた家で暮らしたい」のであればケアマネとして「家で暮らせるように」色々な方法を考えていきます。
ただしそれには「一人で暮らす」と決めた本人の「覚悟」、一緒に暮らせない事情があり「一人暮らしをさせる」家族の「覚悟」が必要になります。
何かあっても誰のせいでもないその「覚悟」が…でもその「覚悟」ができず、家族が「施設」を選択してしまう現実があります。
でもそれも家族の辛い「覚悟」だと思います。 (4期 角崎)